仙台空港からバスで松島や平泉や会津若松へ
仙台空港発着の公共交通機関は、空港と仙台市内を仙台空港アクセス線が約30分で結んでいる以外は、予約制の蔵王温泉行きと空港地元の岩沼市のコミュニティバスしかない状態でした。
ところが昨年、空港の運営が民営化されて、仙台空港から各地へのバスが充実しはじめました。
仙台空港−会津若松
空港からバスで会津若松の会津駅までの所要時間は約3時間30分です。
なお、仙台駅東口から会津駅までの高速バスの所要時間は2時間30分なので、仙台空港アクセス線で仙台駅まで出てから高速バスを利用した場合との時間的優位性はあまりありません。
しかし直行のバスは便利ですね。
会津若松といえば鶴ケ城や白虎隊ですが、馬刺しが抜群に美味しいです。
仙台空港−松島・平泉
今年の1月25日から、仙台空港から松島経由で平泉に行くバスが登場しました。
まず、日本三景の一つ、松島までは仙台空港から1時間。
電車で空港−仙台駅は約30分、仙台駅−松島海岸駅は40分でさらに乗り換え時間がかかりますので、バスの方が圧倒的に早いです。
これはかなり便利だと思います。
次に世界遺産の平泉行きですが、バスでは仙台空港から世界遺産の中尊寺まで2時間30分です。
しかし、新幹線を使えば仙台駅から平泉までは40分ほどで行けてしまう。
加えて、値段も新幹線とバスは同じくらいです。
ただし、空港まで直行というのは便利です。
あと、松島海岸から中尊寺までの移動は、一度仙台に出る必要がないので、とても便利だと思います。
このバス、仙台空港から松島へ行ったり、そこから中尊寺へ行くのはとても便利なバスです。
本数の少なさが難点ですが、仙台空港に10時台で到着したら、選択肢は広がると思います。